大浜海水浴場

白い灯台が印象的な大浜海水浴場。ここは“奇跡の砂浜”と称されるほど、自然の景観が残る美しい砂浜です。この白いビーチは、細かく砕けた貝殻が堆積して出来ており、素足で歩いても痛くないほどキメの細い砂質が特徴です。昨今問題となっている海洋漂流ゴミがほとんど流れ着かないことが知られています。

絶滅危惧種に指定されている「ハマボウフウ」や、キレイな砂浜にしか生息しない「キンセンガニ」「さくら貝」をはじめ、多くの生き物たちが暮らしており、豊かな自然の生態系が残されています。

地形はとても遠浅で、景観が干潮時と満潮時で大きく変わります。そのため、マリンジェットを用いた大掛かりなマリンスポーツには不向きですが、家族連れや地元のみなさんがゆっくり過ごすビーチとして人気があります。(※監視員が常駐する期間:7月(海の日)〜8月末、時間:9:00〜17:00)

夏の季節は主に波が穏やかで、シーズンオフには風と波が強まり、サーフィンの好フィールドとなります。(※離岸流はどこにでも発生する可能性がありますので十分に気をつけましょう。)

周辺に散策できる遊歩道があります。道をたどって丘(翼の丘)へ登ると、更に大浜全体を見渡すマリンブルーの大パノラマが望めます。海水浴だけでなく、壱岐島を代表する景勝地として人気の絶景スポットです。

(参考:砂浜さんぽマップ

(参考:壱岐砂浜図鑑